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胃がんの腹膜播種がある場合の余命

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胃がんになって、腹膜播種が起こるのは、腹膜転移によるものが多くあります。
癌の細胞が胃からこぼれ落ちて、腹壁や横隔膜、腸管や腸間膜の表面などに接着して増殖したものをいいます。
腹膜播種とは種を播いたように広がっている癌で、多くの場合は1センチ以下なので画像診断では、なかなか捉えきれないのが問題になります。
更に手術の操作中に癌の細胞の混じった血液やリンパ液が腹腔内にこぼれ落ちて再発癌になる可能性が高くなります。
胃がんによって起こる頻度は、画像診断では捉えきれないという事があるので頻度を定める事は難しいのですが、約10パーセントから20パーセントと報告されています。
肝臓や肺に転移がある患者さんでは、腹膜播種が起こっている場合も少なくなく画像での評価は困難で不正確な可能性があります。

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腹膜播種の患者さんの臨床的な特徴は、局所の進行胃がんの患者さんと比べると2種類目の抗がん剤の治療が行われにくくなっています。
そして1年後の腹水の出現率が80パーセントと高いという結果が報告されています。
局所進行の方と腹膜転移の方では、治療成績にはあまり差はありません。
しかし腹膜転移の方の場合は1年後に80パーセントの方に腹水が貯留します。
この腹水が貯留する事によって全身の状態が悪化し抗がん剤が入りにくくなります。
浸潤性の癌に対して審査腹腔鏡検査や開腹手術において腹膜播種や腹水細胞診もしくは洗浄細胞診陽性と診断された場合で、他の遠隔転移がない方の余命は1年とされています。
新たな治療で余命が1年とされた方に25パーセントから45パーセントになる可能性があります。
全国では現在11施設の病院がこの治療を行っています。

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